ギリホリ@カナダの記録

カナダ・バンクーバーでのワーホリ生活を記録。30歳で申請、31歳で入国という「ギリホリ」の実態

語学学校スタート!

前回の続き、ホームステイ先探しの体験談は一旦置いておいて‥

 

いよいよ今日、語学学校がスタートしました!!

 

今日はとりあえずオリエンテーションみたいなものと、

明日以降の受講クラスを決めるためのレベルチェックテストだけ。

本格的な授業開始は明日なんだけど、今朝の登校前は結構緊張しました..。

 

ところで僕の通う学校は毎週月曜入学可能いうことで、

同期っていうのかな、一緒にの入学するのってせいぜい4~5人かなとか思ってたんだけど、

蓋を開けてみたら今日入学したのは僕含め全部で16人

 

毎週毎週この規模で入って来てるとは思えないし、

今週はたまたま多いのかな?とか思ってたけど、

後から聞いてみたらなんといつもは20~30人入ってくるそうで、

むしろ16人というのは少ないらしい。

すげえな

 

さて、肝心のクラス分けテストは大きく2つ。

1つはネイティブの先生に呼ばれ、1対1のスピーキングテスト

そしてPCに向かって個別に行うオンラインテスト。

オンラインテストはさらにリスニンググラマーの2パートに分かれていました。

 

スピーキングは、なんか普通に雑談した感じ。

バンクーバーに来て何日目?」とか「日本ではどんな仕事してたの?」とか。

ちなみに僕はタイで仕事してたんだーという話や、

その仕事内容の話で結構盛り上がりました。

 

あとは「ここで主に何を学びたいの?」というのも聞かれました。

僕は語彙と会話(リスニング・スピーキング)が弱点だと思ってるので、それを伝え、

とにかくオーラルなコミュニケーションの経験を積みたい!みたいなことを答えました。

 

それから印象的だったのは「100,000ドル手に入ったら何に使う?」という質問。

僕の回答は

「とりあえずなるべくたくさんの国に旅行に行って、何割かは両親にプレゼントする」

という優等生っぽいもの。笑

まあこれは別に内容的な正解/不正解は無いだろうから、

想定外の質問にもちゃんと答えられるかが見られてたのかもね。と、今になって思う。

 

次はPCでのリスニング&グラマーテスト。

1問ごとに画面が切り替わるんだけど、前の問題に正解したら次の問題は難易度が上がり、

前の問題が不正解だと次は少し難易度が下がり..というように変化するため、

それぞれ独自の問題構成になる仕組みだそう。

たしかにレベルチェックにも向いてる上にカンニング防止にもなるので良い仕組みだなあと思いながら解いてました。

何目線笑

 

こっちは全問解き終わると、その場で結果が確認できます。

7段階のスコアで評価されるんだけど、トータルで無事1番上のスコアを獲得!

が、

個別に見ていくとやっぱりグラマーが高得点だっただけで、

リスニングは中級レベルという、まさにさっきスピーキングで答えた自己分析通りの結果。

 

かつそのリスニングも、問題(音声)が全部短くて、大体1文、長くて2~3文の会話、ぐらいな感じなので、

1つ知らない単語があると、もはや文脈で推測とか出来るレベルでも無く、

聞き取れる/聞き取れない以前に詰んでしまうっていうものだったんですよね。

で僕は上記の通り語彙が弱点なので、それで「分かんね」ってなったのが何問かありました。

 

ということで、明日以降は通常の必修授業?に加え、

リスニング&スピーキングの集中授業も受けます。

ただレベルで言うとHigherなクラスに無事振り分けられることができました!

 

今日一緒に入学した15人のうち何人かとは結構話して仲良くなれたから、

(イタリア人、ドイツ人、韓国人、日本人など)

明日以降同じクラスの人がいると良いなー。。

 

どちらにしてもいよいよ明日からが本番!

ひたすら頑張りたいと思います!!

自力でステイ先を探すに至った背景

ワーホリでカナダに来た日本人の多くが、居住スタイルとして最初に選ぶホームステイ

現地の家族と一緒に暮らしながら、英語はもちろん、

カナダのリアルな生活スタイルも学べるというのが利点らしい。

 

ただ、僕は学生時代から基本ずっと一人暮らしを続けてきたので、

今さら他人と暮らす、しかもファミリーの中に入って暮らすなんて窮屈だなあと、

普通にマンションの一室を借りて一人暮らししようと、簡単に考えていました。

が、

調べれば調べるほど出てくるのは、バンクーバーは家賃が高い

ワーホリ生はホームステイかルームシェア/シェアハウスの2択という話ばかり。

 

なるほど、それならルームシェアかシェアハウスのほうが良いな。

ということでそちらを調べると、

現地で実際に部屋を見たりオーナーと話をしないとかなりリスキーだという情報ばかり。

 

ということで、

最初の1~2ヶ月ホームステイをしながら、良いシェアハウスを探し、引っ越そう

そう結論付け、短期の仮住まいとなるステイ先を探し始めました。

 

本題はここから。

 

ホームステイ先を探す場合、まずエージェントに依頼するのが一般的。

学校の場所や家族構成、ペット可否などの希望を伝えると、条件に合うファミリーを手配・紹介してくれます。

そのためある程度ステイ先の質も保証されるし、

万が一トラブルや気に入らないことが起きた場合も、エージェントが対応してくれます。

 

ただ、以前にも書いた通り、僕はこのエージェントを通さず自力でステイ先を探すことにしました。

わざわざそうした理由は主に3つ。

  • 手配料や家賃が割高に感じたから

料金については、

今お世話になっているエージェントでホームステイ先を決めた場合、

手配料$180(税別)+滞在費$840/月(3食付)

がかかるということでした。これは正直そこそこな高さだと思います。

 

自分で手配すれば、まず確実に$180は浮くし、滞在費(月額)も高確率で軽減できる。

そう思い、自力で探すことを決めました。

 

  • エージェントとトラブルになった体験談を結構見たから

これも前に書いた通り、僕は語学学校の入学手続きに関してはエージェント経由で行い、

それによって色々な恩恵を受けたし、これからも困ったら頼るつもりだし、

基本、エージェントには凄く感謝をしているし、僕自身何も不満は感じていません。

ただネットで調べていくとエージェントとのトラブルは結構"よくあること"なようで、

さらによくよく見るとその大半がステイ先斡旋に関するものでした。

逆に学校手続きやその他現地サポート等でトラブルになっている例はほぼ見なかったです。

 

  • そもそも自力で出来ることは極力自力でやりたかったから

 

まあ本当にそもそも論ですが、これもでかいです。

20歳前後の学生さんならともかくこっちは30過ぎたギリホリですし、

初めての海外生活というわけでもないので、

自力でどこまでやれるのか知りたかった..というか、

「ここまでは自力でやった」という自信を出発前に持ちたかった..って感じなのかな。

 

 

ということで、渡航1ヶ月前までに自力でステイ先を見つけられなかったら、

そのときはエージェントに紹介してもらおう、ぐらいの気持ちで、

早速ステイ先探しを始めたわけですが..これが思ったよりなかなか大変だった。笑

 

実際どういう方法でステイ先を探し、どうアプローチしたのか、

どんな条件のステイ先が多く、どんな理由で断られることが多かったか、など、

次回は具体的な話を書いていきたいと思います。

手続き関連(SIN、BCID、銀行口座などなど)

新しい国での生活を始める上で、いくつかの煩雑な手続きが必要。

面倒だけど避けては通れないそれらを、とりあえず学校が始まる前に完了しました。

 

主な手続き/契約は以下の5点。

・在留届

・Social Insurance Number(SIN)

SIMカード(携帯)

・身分証明書(BCID)

・銀行口座

 

  • 在留届

外国に3ヶ月以上滞在する場合、大使館・総領事館に提出が義務付けられている在留届。

カナダの前に住んでいたタイでも最初に同じサイトで提出したのでもはや慣れたもの。

というかオンラインで済むので初めてでも全然楽です。

あっと言う間に終了。

 

これやっとくと大使館からちょくちょく色んな情報が届くのでありがたい。

タイはカナダに比べると情勢的にも不安定だったので(と言っても安全な国だけど)、

「来週●曜日に▲▲付近で反政府デモが開催されるという噂があるので

 在留邦人は極力近づかないように!」

みたいなメールがよく..って程でもないけどたまに来てました。

 

カナダはそういうのは来ないかも知れないけど、

「10月17日から大麻合法になるけど日本の法律ではたとえ海外でも適用されるから

 在留邦人は手を出さないように!」

っていうメールが早速来てちょっと笑った。

 

  • SIN

要するに社会保障番号

カナダで働いて収入を得る際に必要になってくるもの。

具体的な手続き方法はネットで探せばごろごろ出てくるので割愛するけど、

とにかくこれもすごく簡単だった。

 

昼過ぎに行ったけど待ち時間も10~15分ぐらいで、

カウンターに呼ばれてからはものの2~3分で固有のIDを受け取りました。

 

まだしばらく働く予定は無いけど、早めに貰っとくに越したことはないからね。

大事に取っときます。

 

元々、タイのAISというキャリアが出している、

「SIM2Fly」という旅行者用周遊SIMを使っていたので、

(15日間4GBのパックなので、NYC1週間+バンクーバーの最初の1週間を使用)

カナダのSIMを早く買ってしまおうと思い、留学エージェントの紹介で、

Phone Boxという日本人常駐の代理店へ。

 

どのプランもたっけーなーと思ったけど、

プロモーションとか諸々考慮した結果、7GB-$65/月のプランに決定。

(国内通話とテキストは無制限)

 

タイでは会社携帯のSIMをプライベートのiPhoneでも使ってたし、笑

日本に住んでた頃の携帯料金は既に覚えてないので、

これが果たして高いのか安いのかはよく分からんけど、

まあ絶対に必要な費用なのは間違いないからね。

なんにしろ無事通信環境をゲットできて良かったです。次。

 

  • BCID

日本では身分証明として免許証を持ち歩くのが一般的。

ちなみにタイではパスポートのコピーを財布に入れて持ち歩いてたんだけど、

バンクーバーでは、BC州公認のIDとしてこのBCIDというカードを申請することが可能。

他に、BC州の運転免許を発行して日本の免許証と交換?することも出来るらしいけど、

僕は(今のところ)こっちで車を運転する予定は無いのでBCIDの申請を。

 

これもSINと同じく、細かい手順は省くけど、

カウンターに行って「BCID発行したい」と伝え、指示に従うだけ。

結構混んでたので30~40分待ったけど、呼ばれてしまえば説明聞いて$35払って写真撮って終わり。

 

ただしこれは発行までに4~6週間ほどかかり、指定した住所に郵送で送られるもの。

また上にも書いたけど申請料$35もかかります。

 

ということでまだ手元には届いてないけど、

これさえあれば酒とかも買いやすくなりそうなので届くのが楽しみ。

 

  • 銀行口座開設

最後は銀行口座。

TD Canada Trustという銀行で、これも留学エージェントを通して開設。

事前にエージェントに連絡先だのパスポートだのビザだのを送っておいたからか、

当日窓口に行くと既に口座は開設済み。

キャッシュカード(兼デビットカード)を受け取って口座の説明を一通り聞き、

ATMなんかで使う4桁の暗証番号を設定して終了。全部合わせて30分弱。

 

海外で銀行口座開くって結構大変なことで、

タイではもうちょっと時間かかった気がするので、

(とは言え日本で外国人が口座開くよりは100倍楽だと思うけど)

今回のこの楽さは本当にありがたかった。たぶんエージェントのおかげです。

 

 

ということで、諸々の手続きが無事完了!

まあ面倒と言えば面倒だけど、在留届はネットで出来るし、

他4つも全てダウンタウンの徒歩圏内で済むので、そういう意味では楽でした。

 

あとはしつこいけど、エージェントからの情報や

エージェントを通すことで楽になった点が多く、助かりました。

既に書いた通りホームステイ先は自力で見つけたけど、

来週から通う学校はエージェントを通して入学手続きをしたので、

そうすると色々なサポートが受けられるようになって便利です。

 

さあ、これであとは来週から始まる学校に全力で臨むのみ!!!

Compass Card

  • 10月7日(日)

ということで!

この日は再びMetropolis At Metrotownへ行き、H&Mで防犯タグを外してもらうことに。

 

朝から家を出て、まず向かったのは近所のセブンイレブン

なぜかと言うと、昨日買った白色の片道切符ではない、

お金をチャージして使える(Stored Value)青色のCompass Cardを買うため。

 

前日の夜、ホストマザーに話を聞き、あとネットでも詳しく調べておいた。

青色Compass Cardは$6で買える(デポジット扱い)らしい。

 

セブンへ行き、店員に「Compass Cardが欲しい」と伝えると、

青とオレンジの2種類見せられた。

オレンジは学生&シニア用。これも予習済み。

もちろん青を選び、$6を支払って青色Compass Cardゲット!

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ついでに$10ぐらいトップアップしたかったけど、

店員に聞いたらそれはセブンでは出来ないらしい。

「じゃあこのままじゃバスに乗れないの?」と聞くと、そうだと。

 

チャージマシーンがあるのは駅。

てことは結局今日も駅までのバスは現金で行かなきゃいけないのか!

なんだよ意味ねーじゃん!

 

が、僕は前日こんな情報を得ていた。

チャージ金額が不足している場合でも、最初の1回は乗れる、と。

 

ずっと使い続けてるうちに知らず知らず金額が底を付いちゃっても、

1回だけはセーフだよ、っていうシステムなので(たぶん)、

この場合それに該当するのか正直謎だけど、とりあえずトライしてみよう。

1回タッチしてみて、もしダメだったら現金で払えば良いや

 

ということでセブンから真っ直ぐバス停に向かい、バスを待つ。

なんせ昨日全く同じバスに乗ったばかりなので気持ちだけはすっかり大きい。

 

程なくしてバスが到着。

ごく自然な顔してバスに乗り込み、カードをタッチしてみる。

 

ブッブー

 

ダメじゃん!!!

 

まあ・・

そらそーか・・

 

と思いながら財布を開き、コインを漁っていると、

 

駅に行くならそのまま乗っちゃいな。電車乗るときトップアップすれば良いよ。

 

運転手からまさかの一言。

そう、このCompass Card、同じゾーン内であれば、

最初にタッチしてから90分間乗り降りし放題。

かつバスも電車も運営会社が同じ。

 

つまり、今バスで支払おうが、駅で電車に乗るときに支払おうが、

こちらが払う額も運営会社が受け取る額も同じ

だから別にここで無理に現金払いする必要ないよ。

っていうロジックだと思う。

 

カナディアン優しすぎィッ!!!!!

 

お言葉に甘え、言われるがままバスに乗りました。

 

その後駅でとりあえず$20トップアップし、

昨日と同じ電車に乗ってモール内のH&Mへ。

 

レジへ行き、

「これ昨日ここで買ったんだけどこのタグが付きっぱなしで..」

と言うと、「Oh, sorry!」の一言とともに一瞬で外されるタグ。

 

実はレシート捨てちゃってたので、

断られたらどうしようとか地味に心配してたんだけど、完全な杞憂。

呆気ないぐらいあっと言う間に本日のタスク完了。

 

店員のミスで、家とモールを無駄に往復。

普通に考えたら面倒くせえなあって話なんだけど、

おかげで青色Compass Cardも手に入れたし、バス電車にも慣れたし、

そしてカナディアンの優しさに触れることも出来たし、

結果オーライということで。

買い出し。Metropolis At Metrotown。ハプニング。

  • 10月6日(土)

今回の移住、荷造りの際に決めていたこと。

それは、現地で買えば済むものは極力現地で買うこと

 

前も書いた通り、カナダ入国の前にNYCに1週間滞在したので、

とにかく必要最小限の荷物で移動したかった。

ということで、無事ホームステイ先に到着した翌日のこの日は、

今後の生活に必要なものを買い出しに出かけることに。

 

買おうと決めていたのは↓このへん↓

・冬服

・スリッパ

・鏡

・ヘアドライヤー

・ボディーソープ

・モバイルバッテリー

 冬服は、もちろん上下何枚かは持参したけど、

セーターやトレーナー類は圧縮袋に入れてもかなり嵩張るので、

基本的には現地で買おうと決めていたもの。

 

 

その他は、部屋で1晩過ごして必要だと感じたものや、

荷物に入れたつもりだったのに入っていなかったものなど..。

 

元々ダウンタウンへ行く予定だったんだけど、

ホストマザーの勧めでMetropolis At Metrotownというデパートへ。

ネット情報によると、BC州最大、カナダで2番目に大きいショッピングモールらしい。

確かにめちゃくちゃ広かった。。

 

ちなみにバスや電車に乗ったのもこのときが初めて。

正確には旅行で来た際電車に乗ったことはあったんだけど、バスは本当に初めて。

窓の外の街並みを眺めるだけでも楽しい。

家~駅までのバスは現金($2.75)で乗って、

駅でCompass Card(コンパスカード)を購入。

 

このCompass Cardバンクーバーの公共交通機関では欠かせないアイテムで、

ちょうど日本で言うSuicaPASMOのようなもの。

単純に料金をチャージするだけでなくマンスリーの定期としても使用可。

 

..なんだけど、

このときは正直よく分かんなくて、白色の1 way ticketを買いました。

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まあ何だかんだありながらも、

やたら広いモール内を3~4時間ぐらいかけて歩き回り、

どこに何が売ってるかよく分からないのでその辺のスタッフに聞きまくったり、

途中ベンチでホストマザーが作ってくれたランチを食べたりしながら、

必要なものを全てゲット!!

 

Metropolis At Metrotown。

本当に何から何まで揃うので、これからも休日のショッピングとかで

少しずつ開拓していきたいモールです。

 

が!!!!!!!

 

帰宅して、買ってきた物たちを取り出し整理していると、

とんでもないことに気が付いた。

 

モール内のH&Mでスキニーパンツを1枚買ったんだけど、

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防犯タグが付きっぱなし!!!!笑

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日本でも万引き防止にくっ付いてる、あのプラスチック製のタグ。

店員、まさかの外し忘れ..。

 

一応ぐぐって出てきた外し方をいくつか試してみたものの、どれもあまり効果が無く、

なんなら無理に外そうとするとインクが飛び散ったりや爆音が鳴ったりというタイプもあるようで、

諦めて翌日またH&Mへ行き外してもらうことに..。

ホストファミリーとのご対面!

ここ数日は諸々の手続きだったり準備だったりで結構忙しく過ごしてます。

その辺もしっかり記録しなきゃと思うものの、

まだ到着当日までしかブログに書けていないので追い追い・・。

 

  • 10月5日(金)

さて、深夜にカナダ入国し、ダウンタウンのホテルに一泊しての翌朝。

実質この日が僕にとってのカナダ生活初日となります。

 

そしてこの日は、ホームステイ先へ移動しホストファミリーと初めて顔を合わせる日!

事前に「何時でも好きな時間に来ていいよ」と言われていたので、

「じゃあ昼過ぎに行くよ」と伝えています。

 

ちなみに。

ステイ先についてはエージェント経由で斡旋してもらうのが一般的らしいけど、

僕は自力で掲示板を漁り、直接コンタクトを取りまくって決めました。

その辺についても近々まとめて書きますね。

 

さて、昼過ぎに行くとは伝えたものの、ホテルのチェックアウトは11時。

ダウンタウンからステイ先までは車で10~15分の距離なので、

数時間ダウンタウンをぶらぶらすることにしました。

 

ああこの道前も通ったなあとか、相変わらずみんなコーヒー持ってんなあとか、

3年前の一人旅を思い出しながら、

「この街に住みたいなあ」と思いながらもまさか3年後実現してるなんて

想像もしていなかったであろう3年前の自分を思い出しながら、

ぶらぶら。

 

そして13時半頃かな、ホテルに戻って荷物を受け取り、

レセプションでタクシーを呼んでもらう。

数分で到着したタクシーにステイ先の住所を伝え、走ること20分弱。

(車内でホストマザーに「今向かってるよー」って連絡しました)

 

到着したのは閑静な住宅街。

外観もおしゃれな庭付き一戸建てが並ぶ、ザ・北米の住宅街って感じの住宅街。笑

各建物の分かりやすい場所にきちんと番号が書いてあるのも北米風?

 

ということで期待と緊張入り交じる複雑な気持ちの中、

予め聞いていた住所の番号が書かれた家の庭に入り、ドアの横のチャイムを押す。

 

・・・。

 

あれ、誰も出てこない。

っていうかチャイム鳴った気がしない。

 

もう一度チャイムを押してみる。

 

・・・。

 

やっぱりチャイム鳴ってないわ。壊れてんのかな。

迷わずドアをノックする僕。

海外ドラマでよく見るやつ。みんなドア叩くやつ。

 

・・・。

 

マジで誰も出てこない。

この辺でちょっと焦り始める。

 

前述の通り僕がこのステイ先を見つけたのはただのネットの掲示板。

え?もしかしていたずら?

適当な住所教えられたとか?

いやいや、何のために?

やっぱエージェント通して紹介してもらうべきだった??

 

とか色々考えてたら、

「はーいちょっと待ってねー」

女性の声が聞こえ、ガチャリとドアが開いた!

 

中から出てきたのは満面の笑みを浮かべた優しそうな女性。

エプロンをかけていかにも「お母さん!!」って感じのオーラを放つ女性。

 

そう、この人がホストマザー!これからお世話になる人。

てかいたずらじゃなくて良かった。家合ってて良かった。

 

「Keitaね!待ってたよ!

 朝から何度もまだ来ないかなまだ来ないかなって外を覗いてたの!」

 

その一言にすげえ安心してすげえ嬉しくなった。

今考えたら、最初にチャイム鳴らしてからマザーが出てくるまで

たぶん1分も無いぐらいだったんだけど、

その1分弱がめちゃくちゃ不安だった分、マザーの笑顔が輝いて見えた。

 

そのまま部屋に案内されて(綺麗!広い!)荷物を起き、

家の中のキッチンやバスルームなんかも一通り案内されて説明を受ける。

あとハウスルールなんかもこのとき伝えられた。

(この辺の内容はまた別で書きます)

 

マザーの雰囲気、ハウスルール、部屋、食事などなど、

初日の感想はとにかく「最高!」。

 

この日日本の友人に送ったLINE(原文ママ)が以下↓

 

思ってたより全然綺麗だしプライバシー配慮されてるしホストマザーめちゃくちゃ良い人だったから

最初の1〜2ヶ月のつもりだったけどずっと住んでも良いかも

 

この感想は1週間実際に暮らした今も変わらずです。

 

この家にはホストマザーとファーザーの他、

僕を含めて現在6人の外国人(留学生)が暮らしてるんだけど、

この日顔を合わせたのはマザーだけ。

 

その後ファーザーや他の留学生とも対面していったけど、

みんなすごく良い人ばっかりです。

 

というわけでとりあえず無事ホームステイ初日、ホストマザーとの対面を終えました。

 

この日の夕飯時、ホストマザーと世間話をしながら

(家族構成とか学校いつから始まるかとか前住んでた国のこととか)

「あなたの英語すごく上手よ!」

って言ってくれたその一言がすごく嬉しくて、

たぶんこれからもずっと忘れられないんだろうなあって思います。

 

空港から市内へ。バンクーバーには●●がない!!!

無事ワーパミをゲットし入国。

この日は深夜到着だったこともあり、1泊だけダウンタウンにホテルを取っていた。

 

ということでとりあえずホテルに移動しようとUberを開き、

行き先のホテルを入力。

予約しようとしたところ、画面に表示された一文が・・

 

「Unfortunately, Uber is currently unavailable in your area.」

 

え!?!?

嘘でしょ。カナダってUber導入されてないの!?

 

速攻調べてみたところ、カナダ自体には導入されているものの、

バンクーバー含むBC州ではUberもそれに類するライドシェアサービスも無い

という衝撃の事実が発覚。

 

マジかよ。

 

とりあえずその辺の椅子に腰を下ろし、

バンクーバー 空港 市内 タクシー」で検索。

移住用のくそ重い荷物(フライト超過料金発生)を持って公共交通機関は使いたくないので、

移動はタクシー一択。

 

とは言え、実はこれまでに東南アジア11カ国を制覇した経験のある僕。

空港のタクシーは信用しちゃいけない絶対にぼったくられる

という危機意識が染み付いている。

(だから空港からは絶対Uberで移動したかった..)

 

が、

どうも調べてみたらバンクーバーの空港タクシーはぼったくりの心配無いっぽい。

行き先のエリアによって定額料金が設定されていて、

それ以上を請求されることはまず無いとのこと。

 

すげえなカナダ。

 

ということで早速空港を出てタクシー列へ。

 

後から考えたら、空港を出て最初の一歩とか、最初に吸うカナダの空気、とか、

結構メモリアルな瞬間だったのかも知れないけど、

そういうことは一切考える余裕など無く、ただ列に並び、

ただ誘導員に指定されたタクシーへ向かう。

 

トランクにキャリーバッグを積むのを手伝ってくれた運転手が、

「こんな思い荷物は初めてだぜ!これは何ポンドあるんだい!?」と聞いてきた。

 

「分かんないけどたぶん30キロくらいだよ」

ポンドで聞かれてもよく分からないので無視してキロで答える僕。

 

座席に乗って行き先の住所を伝え、タクシーが走り出す。

 

窓から見える夜景や道路標識、店の看板なんかを見ながら、

「ああ、カナダに来たんだなあ..」

と、ここでやっと実感がじんわり湧いてきたのを覚えてる。

 

でもやっぱり東南アジアタクシーのトラウマが抜けないので、

道中ずっとGoogleマップをチェックし、正しい道を進んでいるかチェック。

 

思いの外あっと言う間にダウンタウンに入り、かと思えばホテルに到着。

 

空港~ダウンタウンの料金は$31だったので、

そこにチップをプラスしてせいぜい$36~7渡せば十分だったんだろうけど、

小銭持ってないし、受け取るのも面倒だし、

何よりくっそ重い荷物を載せたり降ろしたりしてくれたので、

$40渡してお釣りは不要だと伝えた。

 

そのまま特に問題なくチェックインし、

久々の広いベッドに興奮。(NYCは部屋もベッドも極小だったので)

 

空気が乾燥しているのを肌で感じたので、

そして僕は乾燥した中で寝るとすぐに翌朝喉が痛くなるので、

バスタブにお湯をいっぱいに溜め、浴室のドア全開に。

さらに暖房の吹出口に濡れタオルをかけてから爆睡しました。

 

こうしてほんの1~2時間ほどのカナダ初日が終了。

 

明日はいよいよホームステイ先に移動。

ホストファミリーとドキドキの初対面!!!